メンテナンスの季節 換気フィルター
10月になりましたね。
朝晩は涼しくなりましたが、日中の気温は30度程ありましてまだまだ暑い日が続きます。
さて今回は、季節的にはそろそろ秋本番という事で、日中でも様々な作業の行いやすい気候に移っていくと思われますのでメンテナンスの事について書かせて頂きます。
建物を長期的に正常な状態で保つにはメンテナンスは欠かせないと思います。
しかし、なかなか出来ないという日常が普通にありがちではないでしょうか。
しかし、メンテナンスは環境や習慣次第で比較的、苦にならず出来ていくものとも思いますので、是非、作業のしやすいこの時期に習慣づけてください。
それでは、高気密高断熱のお家に欠かせない換気フィルターのメンテナンスについてです。
あしづかホームで一番採用の多い換気システムはフレクトウッズ(スウェーデン製)のRDKRという全熱交換タイプの機種になります。
この機種のフィルター掃除は基本的に半年に1回で非常に簡単ではあります。
あしづかホームのコンセプトハウスでも同様の機種を使用しておりまして、私が欠かさず出来ているぐらいなので間違いなく簡単です。
フィルターは2ヶ所ございまして、OA(外部給気)とRA(室内排気)になります。画像1枚目の左側にある袋状のものがOA用で、右側にある斜めに設置された平なものがRA用です。
掃除方法は、それぞれのフィルターを外して掃除機で吸うのみです。
OA用の汚れは立地状況で汚れ方が異なり、市街地で排気ガスが多そうなエリアですと黒い汚れが多くフィルターの繊維自体が結構汚れます。又、逆に郊外の場合は、その黒い汚れはあまり無くて小さな蜘蛛や虫が入っているケースが多いです。因みに画像2枚目は、郊外に建つお家のフィルターになります。
RA用は、当然ですが室内の環境で汚れ方が異なります。大体はOA用から比べますと全然汚れが少ないです。(画像3枚目)
フィルターを掃除した後は、ファンや素子にも汚れが無いかを確認していきますが、それほど汚れは見られない事が多いです。
と、こんな感じで換気システムのメンテナンスは意外と簡単ではないですか?
次回に続きます。
蘆塚
2021.10