気温上昇によってライフスタイルに変化が必要?

前回に引き続き気温上昇の話題を書かせて頂きます。

近年の夏の暑さは昔から比べると異常な程ですが、昔を普通とするか、今の異常を普通とするかで、色々と考え方が変わるように思います。

どうしても、昔が普通であって欲しい願望もあるからなのか、今だけが暑いような考え方で進められている物事が、まだまだ多いように思います。

例えば、昔から行われている夏のイベントです。各地の祭り、野球や陸上などのスポーツ、音楽フェスなどなど沢山ございますが、今のところ、その多くは昔と変わらない時期に開催されています。

もちろん、学生の夏休みや、社会人の夏季休暇とも重なる時期であるので、今まではイベントにもってこいの時期でありました。

しかし、近年の暑さを考えると開催時期を見直すことも選択肢として考えるようになってきましたね。

因みに、昔から夏のレジャー風景として海水浴場がありますが、今年は暑さの影響で利用者が大幅に減っているようですし、海水浴場自体を閉めているところもあるらしいです。

このように、暑さの変化によって、今までは、この時期に必要とされてきたものが、この時期には利用しにくい状況にもなりつつあります。

これまでの慣習や常識、又、歴史や伝統といったことがあり、出来るだけ変化を避けたい思いも事実としてあるかもしれません。しかし、今のままでは上手くいかない時代になってきて、臨機応変に変化が求められます。

多分、これからも必要に応じて変化はしていくと思いますが、これからの10年、20年後が気候を含め、どのような環境になっているのかが非常に興味深いです。

もしかしたら、未来の高校球児達には、屋根付きの甲子園が当たり前になっているかもしれませんし、今とは異なる時期に大会が開催されているかもしれません。

はたして、一体どうなっていることでしょうか?

蘆塚

2024.08