気温上昇はいつまで続く?

昨年も、この時期に同様の話題を書いているのですが、近年の気温上昇は、一体いつまで続くのでしょうか?

7月の滋賀県大津市の月間平均気温は、28.2℃で、凄く暑いと思っていた昨年の同月28.1℃を僅かですが上回っております。

1991年から2020年までの30年間の7月平均気温が26.2℃になりますので、これと比べると、ちょうど2℃高い事になります。

また、今年を含めた過去10年間の7月平均気温は26.9℃ですから、10年単位で考えても上昇傾向であることが確認できます。

しかし、今のように何年も同じような暑さが続くと、何故か、この暑さの感覚が普通になっているところもあって、日中の最高気温が34℃ぐらいだと、「今日は意外と暑くないな」と思えたりもして、自然と暑さに馴染んでしまっています。

ただ、一方で、TVニュースの情報では、熱中症の患者数や死者数は、やはり暑さに比例して多く、夏の暑さ対策というものは、以前に増して真剣に考えなければいけない時代であります。

その熱中症ですが、屋外では当然ながら多いのですが、以外にも室内で起こるケースが少なくは無いという事であります。

近年では、電気代高騰という傾向もあり、節約という意識も高く、暑くても冷房の使用を我慢するといったケースが珍しくないようです。さすがに、この暑さで冷房を我慢すると室内でも30℃を軽くオーバーしますので、非常に危険です。

今のような気温上昇がいつまで続くのかは、全然分かりません。しかし、地球温暖化といわれる現象が、本当に人間社会の行動による影響で起きているのならば、それは、これからもまだまだ続くと思いますし、その対策についても早期に見直していかなければ解決しない問題であるでしょう。

とにかく、色々な事が今のままではあきません。

蘆塚

2024.08