能登川パッシブハウス
works-A-design-136-higashiomi
設計・施工 あしづかホーム株式会社
建設地 滋賀県東近江市山路町
あしづかホームとして2棟目となるパッシブハウス認定を取得した建物です
性能につきましては、今さら説明不要かと思いますので性能については Passivhaus-Datenbank をご覧ください
圧倒的な躯体性能で出来るだけエネルギーに頼らず快適な室内環境となる考えは、まさにサスティナブルといえて、これからの時代に必要とされるものです
その考えは、性能面だけではなく使用する材料にも多く取り入れられております
例えば、外壁材の羽目板には国産スギを採用し、スウェーデン製のSiOO:X(シーウー)という有害な化学物質を含まない木材保護剤を塗布することで長期にわたる耐久性を持たせております
又、構造に使用される土台、柱、梁といった主要な木材は全て無垢のもので、接着剤が入った集成材は使用しておりません
もちろん、内装に使用する材料も同様の考え方で、国産栗材のフローリングや水性ペイントで仕上た天井、壁と環境負荷が少なく、世代を超えても使い続けられる質感やリペアが可能なものが選ばれております
性能が注目されるパッシブハウスではありますが、この建物のように性能以外の部分でもロングライフを意識した造りが、今後のスタンダードになることでしょう